Special
 風       格

お久しぶりです☆aiですよ~
東京の景色は枯葉もカラカラ、冬になってきてますね~。
最近はというか、ずっとか..
やっぱりライブに行っております!
ダ~っと日記にします。

★ランディ・ブレッカー&ハイラム・ブロックオールスターズ★
ハイラム・ブロック(Gt/Key)
ランディ・ブレッカー(Tr/Flu)
アンソニー・ジャクソン(Ba)
デニス・チェンバース(Dr)
誰が一番とか言えないほどの夢のセッション。

ランディの音の深い世界。前へ前へ伝わる。
デニスのGrooveもかっこいいし、本当に素晴らしい音。
ハイラムさんのパフォーマンスの幅の大きいこと。彼は彼自身が表現者ですね。
盛り上げる弾く歌う弾く!
そして、アンソニーさんのベースはまじでやばい!
ベ~ン..ベ~ン..
一音一音がどっぷり人生の音。
弦を弾くたびに、体が震える。

みんな本当に素晴らしかった。

★ロバート・グラスパー・トリオ ★
Robert Glasper(p), Vicente Archer(b), Eric Harland(ds)
今回は、私が大大大好きなクリス・デイブ(Mint Conditionのドラムもやったり)
を観れると思って、期待していたんだけど、残念ながら急遽バッター変更。

にしても素晴らしい!!素晴らしすぎて...はぁ...。ってかんじ。

ジャズとヒップ・ホップを結びつける鬼才ピアニスト。
Robertの旋律はなんて柔らかくて、なんてスリリングなんや~!
ドラムのEricの常に回ってるグルーヴと技術力。ぶっとんでます。
クリスはもっとすごいと思うけど、彼でも十分ヤられた!

★ハービー・ハンコック一生一度の世界最高峰夢のセッション★
ハービー・ハンコック(p)
ウェイン・ショーター(sax)
ロン・カーター(b)
ジャック・ディジョネット(ds)

どういうことやねん!
あの夜は神が降りていた。
ハービーのピアノなんて神としか表現できひんくらい。繊細で優しくて、自然と出てしまうグルーヴ。
ウェインのsax!!あんな音聴いたことない。歌う歌う。なんの迷いもなく天へ連れていってくれたかんじ。
入った瞬間にサラ~っと人々を巻き込む。アレですよアレがsaxですよ。
ロンのベースと人柄のかっこよさ。大人を思わせる落ち着いた音。
ジャックの波のようなドラム。ドラムってあんなに繊細なん?って思った。
今回はご挨拶でき、ハービーとも握手。

ハービーの優しさと生き様が、すべて音として聴けた気がした。
世界一を体感できた。
ありがとうハービー・ハンコック。

★キャロル・キング、メアリー・J・ブライジ、ファーギー★
キャロル・キング(Key/Vo)
メアリー・J・ブライジ(Vo)
ファーギー(Vo)

いやいや。やっと出会えましたってかんじ。
観たかったのはキャロルキングとメアリーJ。
キャロル・キングは65歳とは思えない、可愛らしさと、ハスキーでかっこいい歌声。
一曲目、ピアノを弾きながら、片言の日本語で「ようこそ私のリヴィングルームへ(笑)」と会場を笑わせて始まった「Welcome To My Living Room」。どの曲も聴き馴染んできた曲で、本当暖かくて、素晴らしかった。
そして、メアリー・J・ブライジ。これです。
〝歌う〟っていろんな表現があるけど、私は彼女の体から歌う伝え方が好き。
ただマイクに向かい。時に、クールに。時に、泣きながら。
こみ上げる感情。全身全霊の歌。
最後の3人のセッション。
「Natural Woman」
本当に素晴らしかった。

ハービーからキャロルなど、30年以上も自分らしくあり続けている音楽家達に出会って、
単純に、そういられることが素晴らしいと思った。
自分を貫いて、自分自身で戦うことはそう簡単なことじゃない。
〝己の風格〟があった。
羊飼い、ダンサー、先生、絵描き、音楽家...どんな道であっても、その〝風格〟は自然と現れるもの。
私も、いい風格だしていけたら本望です。
いい音楽に触れていると、どんどん自分も変わっていく気がする。

12月2日もうすぐ!
私も含め、みんなの心に刻まれるような日になるといいな。
本当、今年最後のライブ。ゼヒゼヒ聴きに観に来てね~~!!!

p.s tama⇒札幌でG黒沢さんといったカレー屋さんはSavy(サボイ)だよ。(遅っ!!)

**ai**


>>日時: 2007年11月16日 00:54